2日目のカレーはおいしいが、要注意。

夏休みも終わり、9月になりました。
夏休みには子供たちの大好きなカレーをよく作りませんでしたか?
ほとんどの人が知っていると思いますが、カレーは作ったすぐよりも、2日目、3日目がおいしくなります。
しかし、この2日目のカレーは常温で保存するとかなり危険です。
なぜなら、食中毒菌のひとつ「ウエルシュ菌」が繁殖する絶好の環境だからです。
カレーを常温で放っておくと、ひと晩のうちに「ウエルシュ菌」がどんどん繁殖していきます。
2日目の食べる前に加熱しても意味がありません。
ほとんどの食中毒菌は熱に弱いのですが、この「ウエルシュ菌」は熱に強く、煮沸で何時間も処理しないと死滅できません。
空気を嫌う「ウエルシュ菌」なので、深い鍋も要注意です。深い鍋は中心部に酸素が行き届かないからです。
2日目のおいしいカレーを安全に食べるには、加熱後、鍋が冷めてからきちんと冷蔵庫に入れて保存する、浅くて広目の鍋を使う、もしくは深目の鍋で作ったあとは小分けにして冷蔵庫で保存する。 レトルトカレーは密封包装なので要冷蔵でないかをしっかりと確認する。 これらの事に気をつけておいしく食べましょう。
シチューや煮物なども同様に注意して保存しましょう。

 

みのりクリニック リハビリ 坂尻

2017年09月01日