黄砂について

黄砂は、東アジアの砂漠域や黄土地帯から強風により
大気中に舞い上がった砂の粒子が、浮遊しつつ降下する現象を言います。
日本では、春先から初夏にかけて観測されます。
黄砂は大気中に含まれる物質を吸収する性質をもっているため、発生する場所や通過する場所によってカビや 微生物のほか、様々な汚染物質を取り込んでいます。
黄砂の粒子が気道を刺激すると、咳が出るほか、花粉症などのアレルギー喘息などの症状を悪化させる恐れが あります。また、呼吸器官だけでなく皮膚に付く事でアトピーの症状も悪化させる場合もあります。
対策としては、
黄砂の多い時期は、天気予報に注意する。
黄砂の多い時期は、外出をひかえる。
めがねやマスクを使用する。
洗濯物は部屋干しにする。
外出にはマスクをするのが、一番効果的な方法だと思います。
この時期は、花粉が飛散する時期とも重なりますが、
黄砂の粒子は花粉より小さいため微粒子用マスクのようなものが良いかと思います。
喘息など呼吸器疾患の方は、気をつけてくださいね。


みのりクリニック 受付スタッフ 吉岡

2013年03月01日