皆さま、明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。今年も元気いっぱい頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、毎年この時期になるとお餅を喉に詰まらせて病院に搬送されるというニュースが取り上げられます。搬送される方の多くは高齢者だそうです。
では、なぜ高齢者に多いのでしょうか?
高齢者になると奥歯がなくなったり、入れ歯のせいで顎を安定させにくくなったりして、かむ力と飲み込む力が低下します。そのことによって食べた物をしっかり噛んでスムーズに飲み込むことが難しくなるのです。
その他、高齢者に限らず、朝は唾液の分泌が悪く、喉に餅を詰まらせやすくなります。
お餅による窒息死を防ぐには・・・
●食事前に会話をして、口の準備運動をしたり、スープや飲み物などで喉を潤したりしてから食べましょう。
●高齢者、乳児にはなるべく小さく切ったものを与え、口の中でしっかりと噛み、唾液と十分に混ぜながら食べることができるようにしましょう。
●口の中の分をすべて飲み込んでから次のひと口を食べましょう。
自分は大丈夫と決めつけず、これらのことに気を付けて、美味しくいただきましょう。


みのりクリニック リハビリ 中川

2018年01月01日