知っているようで知らなかった!?私達にも深く関わりの有るお薬の種類やジェネリック医薬品について

子供が学校の図書館から借りてきた来た本になるほどと解りやすく書かれていたので少々抜粋させていただきます。


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


薬には、医師に処方してもらうものと、処方がなくても薬局や薬店などで買えるものがあります。


◎医療用医薬品


医師が患者さんを診察して書いた処方箋に従って薬剤師が調剤します。効き目が強いのが特徴です。


★新薬: 新しい有効成分が開発されて最初に売られる薬(先発医薬品)ともいう。
★ジェネリック医薬品: 新薬と同じ有効成分を使って開発された薬。

新しく開発された薬には特許が有り、他の会社がマネをして作れない様に守られています。でも、医薬品の特許は20年、最大25年で切れるので、その後は他の会社が同じ有効成分の薬を作って良いのです。こうして作られたのがジェネリック医薬品です。
ジェネリックはGenericと英語で書き、「一般的な」「ブランドに囚われない」という意味です。GE(ジーイー)と呼ぶこともあります。
ジェネリックは新しく開発する薬に比べ、研究開発にかかる期間と費用をおさえることができます。
新しく薬を開発するには15~20年くらいかかります。でも、ジェネリックの場合は効き目があることや安全であることが確認されている有効成分を使って開発するので3~5年で開発できます。
研究開発にかかる期間が短い分、かかる費用をおさえられます。そのため、薬の値段自体もおさえる事ができます。
ジェネリックは新しく開発する薬の2~5割くらいの値段になっています。高血圧症などの生活習慣病のように長く飲み続ける薬の場合は、より価格差を実感できます。


◎一般医薬品(OTC医薬品)


OTCはオーティーシーと読み、 Over The Counter Drug「カウンターごしの薬」のことです。薬局や薬店、ドラッグストアなどで自分で買う薬です。
効き目はおだやかです。多くは病気が軽い段階で用います。


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


と、小学生低学年にも理解しやすい様にマンガで描かれていて、大の大人が「へぇ~」と感心している今日この頃でした。


みのりクリニック 看護師 曽我部

2017年11月01日