はじめまして。今年の8月からみのりクリニックの医事課で働いている黄(ファン)ウラムです。

私は韓国の釜山(プサン)出身で、7年前に日本に来ました。
日本に来れたきっかけはいろいろありますが、日本語を勉強したことが一番大きいきっかけではないかと思います。
日本語は韓国の男性なら義務である2年間の兵役期間中に約1年間独学をしました。 当時はまさか日本に来るとは思わなかったです。
理由は大学の専攻は環境工学部で日本語とも関係なかったし、日本語の勉強はあくまでも趣味活動の一つやったからです。
このように日本語を勉強しながら接した日本の文化や歴史の中で尊敬するようになった日本人が二人います。
一人は白黒映画の偏見をやぶってくれた黒沢明監督。
代表作である「七人の侍」を初めてみた時はなぜ世界的な名作になったのかをよくわかりました。因みに、個人的に黒沢明監督の作品の中で一番面白かったのは「悪い奴ほどよく眠る」です。
もう一人は江戸時代に入って財政難で貧しかった米沢藩を立て直した上杉鷹山です。
米沢藩では上杉家でもっとも愛されていた上杉謙信より尊敬されるようになったすごい大名でした。
今の政治家たちが見習ってほしいと思うほど素晴らしい精神の持ち主だと思っております。
今はまだクリニックの仕事になれていないですが、慣れるまで頑張ります。
これからもよろしくお願いします。

 

みのりクリニック 受付スタッフ 黄(ファン)

2016年12月01日